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CNC(マシニング)の材料

CNC工作機械はいろいろな材料を加工することができます。
ここでは、CNC工作機械で使える材料についてご紹介しましょう。
CNC工作機械を使う場合には参考にしましょう。
CNC工作機械で加工することができる材料は、機械の剛性や削る刃物を回すモーターの出力によって決まってきます。
そのため、CNC工作機械が小型の場合は、ほとんどの場合はアルミや樹脂くらいのようです。
ここでは、よくCNC工作機械で加工する場合に使われる材料と特徴についてご紹介しましょう。

モデリングワックス

モデリングワックスの特徴
・優れた切削性がある造形のための蝋である
・蝋であるため溶解して固めると再度利用できる
・柔らかいのでナイフで削ることもでき加工しやすい

樹脂

ケミカルウッドの特徴
・主としてポリウレタンを使用して木材のような性質を人工的に持たせている
・加工は容易であるが、強度的に実用性がない
・形状確認の試作や型をとるための原型には適している

ABSの特徴
・優れた強度があるエンジニアリングプラスチックである
・専用の接着剤を使用することによって結合が強くできる
・加工法を考慮すると複雑な形状ができる

アクリルの特徴
・透明度はガラスを凌ぐ
・耐候性、耐衝撃性が高い
・曲げ接着、穴あけなどの加工の高い自由度がある
・熱で溶解しやすいためCNC加工をする場合には注意する必要がある

POMの特徴
・耐衝撃性と引張強度を合わせ持ったエンジニアリングプラスチックである
・摩擦が自己潤滑性によって少なく、摺動部品や歯車に使われる
・良好な切削性でCNC加工に適している
・切削熱で溶解する場合も少ない

金属

アルミニウムの特徴
・溶接性、耐食性が良く、疲労度が強度の割に高い
・よくCNC加工に使われる

真鍮の特徴
・切削性が優れている
・研磨すると金色の美しい光沢になる
・摩擦が少ないため歯車などに適している

鉄の特徴
・CNC工作機械が対応していると軟鉄も加工できる
・切削油を一般的に使って削る

使いやすい材料としては、形状見本の場合にはモデリングワックスあるいはケミカルウッド、部品の場合にはアルミニウムあるいはPOMがおすすめです。
このような材料については、ネットショップなどでも販売している場合があるため確認してみましょう。

3D切削加工機「SRM-20」

デスクトップサイズの3D切削加工機「SRM-20」は、ケミカルウッドやモデリングワックスなど幅広い材料を切削できます。

制作事例

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