3DCAD・3Dプリンター・3DCAMなら【SEIZONET】HOME  >  【2026】Fusion 360は無料で使える?特徴や価格・購入方法についても解説

Pocket

更新日:2025.02.26

【2026】Fusion 360は無料で使える?特徴や価格・購入方法についても解説

業界標準のCADソフトであるAutoCADをご存じの方は多いでしょう。Fusion 360は、このAutoCADと同じオートデスク社が開発した3DCADソフトウェアで、3Dモデリングに加え、CAM、CAE、PCB設計など多彩な機能を搭載しています。

トヨタやヤマハ、パナソニックなど、大手企業でも活用されているFusion 360ですが、ネット上では「Fusion 360は無料で利用できる?」という声をよく耳にします。多機能なソフトであるため、無料で利用できるのか疑問に感じている方も多いようです。

この記事では、Fusion 360が本当に無料で使えるのかという疑問にお答えします。Fusion 360の機能や価格、購入方法など幅広く紹介しますので、Fusion 360の導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

Fusion 360とは?

Fusion 360とは?

Fusion 360は、CAD、CAM、CAE機能を高度に統合したクラウドベースの3DCADソフトウェアです。

時間や場所の制約を受けずに、設計から製造、解析までをシームレスに実行し、チームコラボレーションの円滑化、情報共有の迅速化に大きな効果を発揮します。

Autodesk Fusionとの違いは?

Fusion 360とAutodesk Fusionは同じソフトウェアです。2024年1月にFusion 360は名称変更を行い、現在のAutodesk Fusionというソフトウェアになりました。単に名称が変更されただけなので、機能やインターフェース、価格などにも変化はありません。

Fusion 360は2013年にリリースされ、その前身は主に機械設計の分野で活用されているInventor Fusionです。2017年にはAutodesk 123Dのスライサー機能を統合するなど、様々なオートデスク社の製品との統合を進めています。

オートデスク社といえば、やはりAutoCADが有名です。AutoCADについては以下の記事で詳しく解説しているので、Fusion360との違いや導入費用、できることなどをチェックしてみてください。

【2025】AutoCADとは?できることや費用など徹底解説

Fusion 360は無料で使える?

Fusion 360は無料で使える?

「Fusion 360は無料で使える?」という疑問をお持ちの方もいるでしょう。「知人が無料で使っている」という方がいるかもしれません。

結論からいうと、Fusion 360は特定の条件を満たせば無料で利用できます

では、具体的にどのような条件で無料利用が可能なのかを詳しく見ていきましょう。

個人利用

商用目的以外の個人利用であれば、Fusion 360を無料で利用できます。例えば、趣味のDIYや個人のプロダクトデザイン、インテリアのオブジェ作成を目的とした使用が該当します。

この場合、Fusion 360を購入する必要がなく、フル機能を活用可能です。もちろん、モデリングやレンダリングなどの主要な機能を自由に使えるため、自宅で3D設計スキルを磨きたい方には最適です。

学生や教育関係者

教育目的であれば、学生や教育関係者もFusion 360を無料で利用できます。Autodeskは教育の場での利用を積極的に推奨しており、認定を受ければ1年間無料で使用可能です。

さらに、期間終了後も条件を満たせば更新し続けることができるため、長期間にわたりコストをかけずに学習を進められます。教育関係者はFusion 360以外にもAutoCADやInventor、Autodesk Revitなど、他のAutodesk製品も無料で利用可能です。

無償体験版

Fusion 360を無料で使う方法としては、30日間の無償体験版の利用も挙げられます。このプランでは、誰でもFusion 360の全機能を制限なく利用できるため、「まずは試してみたい!」という方にもおすすめのサービスです。

オートデスク社は、無償体験版ユーザーに対し、公式サポートやチュートリアル、学習ビデオなど、豊富なサポートを提供しているため、独学でもスムーズに理解が進みます。活発な公式コミュニティを活用すれば、分からないことがあってもすぐに解決できるでしょう。

スタートアップ企業は安価に利用可能

スタートアップ企業は、特定の条件を満たすことで、Fusion 360をリーズナブルな価格で利用できます。具体的には、従業員数が10名以下、かつ年間売上が10万ドル以下のスタートアップ企業が対象で、この条件に合致した場合ユーザー1人あたり年間15ドル(約2,250円)で3年間利用可能です。

Fusion 360を開発しているオートデスク社では、無料で使えるTinkercadも公開しています。こちらもクラウドベースの手軽なCADツールで、STEAM教育用に開発されたシンプルな操作性が特徴です。Tinkercadの詳細は、以下の記事をご参照ください。

【2025】Tinkercadとは?導入方法や基本の使い方・無料で使える代替ソフトも紹介

Fusion 360の価格一覧

Fusion 360の価格一覧

Fusion 360は、1ヶ月、1年、3年の3つの契約期間から選択できるサブスクリプション形式のCADソフトです。以下に、Fusion 360の購入期間と価格をまとめました。

期間 価格
3年 290,400円
1年 96,800円
1ヶ月 12,100円

3年契約にすると、1ヵ月契約より33%お得に購入できます。このように、プランによって割引率が変化するため、利用期間を考慮したうえで最適なプランを選択しましょう。

Fusion 360購入時の注意点

Fusion 360をオンラインストアで購入すると、支払いは即時処理されるため、キャンセルを希望する場合はオートデスクのサポートへ連絡してください。1ヶ月契約のサブスクリプションは購入日から15日以内、1年または3年契約の場合、30日以内であればキャンセル可能です。

返金は承認後、通常5~7営業日以内に完了します。なお、認定販売パートナーから購入した場合は、各販売店の返品ポリシーをご確認ください。

Fusion 360の機能・メリット

Fusion 360の機能・メリット

Fusion 360の特徴は、設計・製造をはじめ、機械オペレーターや電子設計など、多彩な分野で活用されています。そこで以下では、活用分野ごとにFusion 360の機能やメリットを見ていきましょう。

活用分野 主な機能 主なメリット
設計・製造 クラウドによる共有促進
3Dから2Dへの変換
作業時間の短縮
情報共有の迅速化
機械加工 作業の自動化
回転部品の加工
製品の品質向上
コスト削減
電子設計 機械設計との共有作業
PCBと回路図の同期
生産性向上
製品精度向上
インダストリアルデザイン バリエーションの増加
AIの利活用
作業の効率化
デザインの幅拡大
機械エンジニアリング 高速シミュレーション
設計変更の自動反映
エラー削減
作業の迅速化

設計・製造

Fusion 360は、製品開発に必要な機能をクラウド上で統合管理できるツールです。従来は複数のツールを使い分ける必要がありましたが、Fusion 360ならすべての作業をひとつの環境内で完了できます。

具体的な機能は以下の通りです。

  • データ変換によるエラーや遅延削減
  • チーム全員が最新のデータにアクセス可能
  • バージョン管理の自動設定
  • プロジェクトの進捗状況をリアルタイムで更新
  • 3Dモデルから正確な2D図面を自動生成

これらの機能により、変更履歴の追跡も簡単にでき、設計から製造までの時間も短縮できます。作業の透明性も高まるので、チーム間のコミュニケーションが円滑化するというメリットもあります。

機械加工

Fusion 360は、複雑な形状の機械加工を効率化する機能をクラウド上で統合管理できるツールです。従来は複雑な形状の加工には高度なプログラミング技術が必要でしたが、Fusion 360ならシンプルな操作で高度な加工が可能です。

具体的な機能は以下の通りです。

  • 急斜面やバリ取り
  • 穴の自動認識
  • 回転部品の加工
  • 4軸・5軸ツールパス
  • タッチプローブによる作業の自動化

タッチプローブを使うと、材料の計測、作業位置の調整、品質モニタリングなどの作業を自動化できます。強力な修正ツールにより、再計算なしに即座に調整が可能です。

これらの機能により、加工精度・製品性能向上、コスト削減を実現できるため、効率的な製品開発を目的とした方に大きなメリットがあります。

電子設計

Fusion 360は、電子設計を効率化し、製品開発のスピードと精度を向上させる機能を一括管理できるツールです。従来は電子設計と機械設計で別々のツールを使用する必要がありましたが、Fusion 360なら一つのプラットフォームで両方の設計が可能です。

具体的な機能は以下の通りです。

  • 豊富なコンポーネントライブラリ
  • PCBと回路図の同期
  • リアルタイム設計ルールチェック(DRC)
  • 同一プラットフォームでの電子設計と機械設計

これらの機能により、エンクロージャ設計と電子部品の干渉チェックがシームレスに行え、設計精度と生産性が向上します。

結果として、部品作成の効率化、問題の即時検出・修正、後工程での手戻り減少、開発期間短縮などを実現します。効率的な製品開発を目的とした方にとって、大きなメリットがあるCADソフトといえるでしょう。

インダストリアル デザイン

Fusion 360は、デザイナーの創造性を最大限に引き出し、柔軟な製品開発を支援するツールです。従来はデザインのバリエーション作成や関係者との連携に時間と手間がかかりましたが、Fusion 360なら効率的にデザインプロセスを進めることができます。

具体的な機能は以下の通りです。

  • デザインバリエーションを豊かにするコンフィギュレーション機能
  • パラメトリックモデリングによる柔軟なデザイン変更
  • クラウド環境によるリアルタイムな情報共有
  • ジェネレーティブデザイン機能によるAI自動生成

これらの機能により、デザインの可能性を広げ、関係者との連携をスムーズにします。結果として、デザインバリエーション作成の効率化、迅速なデザイン変更、斬新なデザイン案の創出などを実現します。創造性を重視する製品開発を目的とした方にとって、メリットが多いCADソフトです。

機械エンジニアリング

Fusion 360は、機械設計・製品開発のあらゆる段階を効率化する機能を搭載しています。従来は複数の専門ツールを別途使用する必要がありましたが、Fusion 360なら一つのプラットフォームで設計、解析、製造準備まで完結できます。

具体的な機能は以下の通りです。

  • 3Dパラメトリックモデリングなどの多彩なモデリング
  • 設計の信頼性を高める解析機能
  • ジェネレーティブデザインを活用した高速シミュレーション
  • CAD(設計)とCAM(製造)の統合による設計変更の自動反映

これらの機能により、設計の信頼性を高め、軽量化や性能向上を追求でき、また、設計変更が製造プロセスに自動的に反映されるため、常に整合性を保ちながら時間短縮とエラー削減を実現します。

結果として、設計の信頼性向上、性能向上、設計変更の迅速化、エラー削減などのメリットが得られるため、効率的な機械設計と製造を目的とした方におすすめのCADソフトといえるでしょう

Fusion 360の具体的な効果

Fusion 360の具体的な効果

活用分野ごとのFusion 360の機能やメリットが分かったところで、より具体的な効果を知りたい方もいるでしょう。

以下では、Fusion 360(Autodesk Fusion)の具体的な効果を把握するため、公式サイトに掲載されているLifecycle Insightsのレポート結果に基づき、数値で表された効果を表にまとめました。

活用分野 効果 数値・結果
設計・製造 設計・製造プロセス短縮 5営業日 → 1日
コスト削減 33,000米ドル削減
市場投入スピード向上 60%増加
機械加工 コスト削減 50%削減
市場投入スピード向上 60%迅速化
ツールパス作成速度向上 2倍
電子設計 スケジュール達成率向上 67%改善
コスト削減 33,000米ドル削減
信頼性・コスト目標達成率向上 85%アップ
インダストリアルデザイン 3Dモデル作成時間短縮 4倍アップ
承認取得時間短縮 最大75%
市場投入スピード向上 60%短縮
機械エンジニアリング 設計反復回数増加 100回以上の反復可能
設計・製造プロセス短縮 1週間 → 1日
設計時間短縮 75%短縮

引用元:Autodesk Fusion

Fusion 360は、上記の数値データが示すように、設計・製造プロセスを大幅に短縮し、コストを削減、市場投入速度を向上させます。コスト削減と競争力強化に貢献する魅力的なツールといえるでしょう。

Fusion 360の購入方法

Fusion 360は、無料で利用できる方もいらっしゃいますが、該当者でない場合は無料で利用できません。しかし、その魅力的な機能に惹かれ、実際に購入したいとお考えの方もいるでしょう。

Fusion 360は、オートデスク認定販売店またはオートデスク公式サイトで購入可能です。ただし、認定販売店ごとにサービス内容や価格が異なるため、ここではお得なサービスが充実している株式会社VOSTの購入方法をご紹介します。

Fusion 360の購入方法は以下の通りです。

  1. Autodesk Fusionの購入 Autodesk Japan公式法人販売 株式会社VOST」にアクセス
  2. 「ご購入はこちら」をクリックFusion 360の購入方法
  3. キャンペーン情報ページへ遷移
  4. キャンペーン内容を確認後、再度「ご購入はこちら」をクリックFusion 360の購入方法
  5. 必要事項を入力
  6. 「この内容で送信する」をクリック

これで株式会社VOSTでのFusion 360の購入方法、購入手続きは完了です。

なお、株式会社VOSTでのFusion 360の購入手続きは、まず見積もりから始まります。メールで送付される見積もり内容をご確認後、購入手続きを行ってください。購入の際は、メールに添付されているURLからお進みいただけます。

現在、株式会社VOSTでは、Fusion 360のお得なキャンペーンを実施しており、キャンペーン特典は以下の4つです。

  • Autodesk Fusion インストール手順書
  • Autodesk Fusion 約70分レクチャー動画
  • Autodesk Fusion 無料トレーニングガイド
  • Autodesk Fusion 教育セミナー20%OFFクーポン

以下のボタンからも購入・お申し込み手続きに進めますので、ぜひこのお得な機会に、Fusion 360のライセンスのお見積もりを取得して、その魅力的な機能を体感してみてください。

Fusion 360を学習するには?

Fusion 360を学習するには?

Fusion 360は、シンプルで見やすいインターフェースと使いやすさが特徴のCADソフトですが、初めて使用する際は操作に戸惑う方もいらっしゃるでしょう。

独学でコツコツと学習を進めるのも良いですが、効率的にスキルアップしたい方には、セミナーの利用をおすすめします。

実践力が身につく!Autodesk Fusion(旧:Fusion 360)セミナー講習

ProSkilllが提供するAutodesk Fusion(旧:Fusion 360)セミナー講習は、初心者でも着実にスキルアップし、実践的なスキルを習得できる短期集中型セミナーです。

実務に即した課題を基に学習を進めるため、即戦力となるスキルが身につくのも特徴で、Fusion 360の基本設定や基礎知識、サーフェスモデリングや高度なフォームモデリング、回転体のモデリング、建設部品のモデリング、アセンブリ設計など、幅広いスキルを短期間で習得できます。

受講形式は、会場受講、ライブウェビナー、eラーニングの3種類があり、自宅の近くに会場がない方や多忙な方、自宅から学習したい方にもおすすめです。企業はもちろん、個人の3Dモデルスキルアップにも効果を発揮します。人気のセミナーの詳細は、ぜひ以下でご確認ください。

受講期間 2日
受講形式 会場受講
ライブウェビナー
eラーニング
受講料金 会場受講:58,300円
ライブウェビナー:58,300円
eラーニング:41,800円(キャンペーン特価)

Fusion 360についてまとめ

多彩な機能を持つFusion 360は、個人利用であれば無料で使えるため、DIYを楽しみたい方やフィギュア制作に取り組みたい方は、Fusion 360の個人ライセンスをご利用ください。

ぜひこの機会に、ProSkilllが提供するAutodesk Fusion(旧:Fusion 360)セミナー講習でFusion 360の操作方法を学習し、無料のFusion 360の機能を使いこしてみてはいかがでしょうか?

このエントリーをはてなブックマークに追加

高機能なCAD「Fusion 360」が学べるセミナー

 Fusion 360 3DCAD入門セミナー