
かずばん
勤続約37年、CAM関連の業務に携わりCAMデータ供給や、社内のNC工作機械新規設備の導入検討立上げなどにも携わる。
CAMは、昔の自動プロから始まり20年ほど前に3Dに移行後、GRADE、Space-E、HyperMILLを使用。
社内での立上げなどで携わったNC工作機械は、国内製では、マキノ、オークマ、OKK、安田、ソディック、ナガセ、ワイダなどで、海外製では、Hauser、Moore、Hermle など。

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更新日:2018.03.10
プリミティブ(単純形状)へのサポート方法 Vol4
マシニングマスター「かずばん」のインダストリー4.0への挑戦
円柱はどうだろ?
横穴がサポートなしでも大丈夫だったから、たぶん大丈夫じゃないかな
やっぱり、大丈夫でした。
横穴の場合とアンダーになる順序は逆ですが、基本的には同じようなものですね。
ついでなので、手動でモデルにサポートを追加して印刷してみます
こちらも、普通に印刷できました
品質的もほとんど同等です。
横穴と同様に、円柱形状もサポートは不要なようですね
球はどうだろ?
球の場合は、アンダーカットの箇所を断面にみると、横穴や円柱と同等に思いますが
テーブルへの設置面積がまったく違います
図形的には、一点のみでの接触になりますから、多分無理だと思いますが
とりあえず、やってみます
やっぱりグチャグチャになりましたね~
いつものように、サポートも一緒にモデリングして印刷してみます
ちょっと、底の形状が悪いですが、底以外は球っぽくにはなりました。
測定してみました。
横方向は、そこそこの精度で出来ていましたが、
さすがに、Z方向は 0.8mm 程度はコブができていますね~
まぁ、やすりで頑張ればどうにかなるレベルだと思います。
結局穴でも軸でも、サポートなしでいけそう!
丸い形状なら、サポートなしでも、いけそうですね。
ただ、球の場合は、設置面積がない(図形的には、点接触)ので、
テーブルに張り付かず
サポートがないと、プリントできませんでした。
今回は、モデリングでサポートを付け加えましたけど、
次回は PlashPrint の自動サポートでもやってみようと思います。
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