プリミティブ(単純形状)へのサポート方法 Vol3

前回まで横穴形状をやってみて、結構サポートなくてもいけそうなのがわかりました。

長方形穴の場合、どれくらいの幅までいけるだろう?

とりあえず、15mm幅

大丈夫そう!
ちょっと、最初はたわんだりしてるけど、大丈夫みたい。

っと思って外してみると・・・あれぇ~上部にコブが!
途中でのフィラメントが出る調子なのかな?
スロー再生で見てみます

確かに、途中でなにか、グニュッて出てきてますね
たぶん、もう一度やっても同じようにはならないと思うし、
機械の性能でも違うと思います。なにせ家庭用ですからね~
コブは、やすりで簡単に除去できるので、ここはOKとします
では、もう少し、横長にしてやってみます

20mm~30mm では? 結構空中で吐き出す事になります

20mm 25mm 30mm 結構長くなりました。
30mmでは、フィラメントが途中で落っこちそうで怖いです

さすがに、30mmぐらいになると、かなりたるんできたけど、極端にはおかしくならないんですね~

ついでなので、40mm・・・・

がんばってるけど、そろそろ限界かな?!
それにしても、これだけ空中で吐き出して、よく重力に逆らっていますね
印刷スピードとか、冷却とか、工夫すればもうすこしよくなるかもしれないですね

それにしても、閉じている穴形状は、円でも四角でも、結構サポート材なくても印刷できそうですね

3Dプリンター印刷のサポート方法を考える

モデリングができて、いざ印刷しようとしても、どんなサポートがいいのか?素人では難しいですね~

スライスソフト FlashPrint には、枝形とライン形があって自動設定があります

複雑な曲面のモデルの場合は、自動で配置して若干手直しで意外とうまくいきますが

構造的な部品の場合、なかなか、うまくいきません

こんなの印刷しようししましたが、自動ではかなり無理がある

こんな単純形状の場合、モデルに組み込んだ方が楽そうですが、後で簡単に切除できるようにしなければいけない。

クリアランスはどれぐらいがいいだろう?

標準のレイヤーの高さは、0.18mmなので、0.6mmの隙間にしてみました

印刷終了。

おおっ成功です。結構簡単に切除できますし、横穴も綺麗にあいてます。組合わせもOK