かずばん
勤続約37年、CAM関連の業務に携わりCAMデータ供給や、社内のNC工作機械新規設備の導入検討立上げなどにも携わる。
CAMは、昔の自動プロから始まり20年ほど前に3Dに移行後、GRADE、Space-E、HyperMILLを使用。
社内での立上げなどで携わったNC工作機械は、国内製では、マキノ、オークマ、OKK、安田、ソディック、ナガセ、ワイダなどで、海外製では、Hauser、Moore、Hermle など。
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更新日:2017.05.04
FLASHFORGE Finder キャリブレーション
マシニングマスター「かずばん」のインダストリー4.0への挑戦
「ツール」⇒「設定」で出てくる「キャリブレーション」
何だろ?と思って押してみる。
ヘッドが移動して、テーブルが上がり、水平だしの時のセンサーでテーブルを確認し停止
よくわからず、そのまま確認してしまうと、大変なことに・・・
次に水平だしをしてテスト印刷するも、樹脂が空振りして空中でグニュグニュ状態で印刷できない
壊れたのか?そういえば、購入前のアマゾンのカスタマレビューにこんなのがあったなぁ
この人の場合は、突っ込んだみたいだけど、私の場合幸い空振り・・
でも最初は問題なかったから、たぶん「キャリブレーション」を押したのがまずかったに違いない!
ネット上では「キャリブレーション」の記事はみつからなかったけど、添付されていた
「ユーザー様へ」の資料の「トラブル」の項目にそれらしいのがみつかった
- 本体をリセットします
- タッチパネル設定からキャリブレーションを実行します
- ーZをタッチしてヘッドとプラットフォームが接続できるぐらいに調整します
- プロセスを完了します
- プラットフォームを手で2cm程下に下げます
- 電源を入れなおします
- 水平だしを実行します
これだ!
早速やってみるけど、「ヘッドとプラットフォームが接続できるぐらい」と言うのが難しい
じじぃの目ではよく見えない・・
そこで紙をはさんで、あたりを見ながら、ーZボタンをおしてヘッドをさげてみる
一回押すごとに、「0.1mm」下がるみたい。
私の場合、「-2.2」で紙が抜けなくなったので、「-2.1」で調整しました
これで、電源OFFの後、再度「水平だし」を行う事で、正常にプリントできるようになりました
私が考えるに、この「キャリブレーション」は「ホットエンドノズル」と「センサー」の位置設定のように思います。
おそらく、ヘッドをバラさなければ、出荷前の設定で設定し直す必要はないと思いますが
この「キャリブレーション」簡単に押せてしまう割には、あまり情報がないので素人にはトラブルの原因になりそうな気がします
「水平だし」後に「キャリブレーション」を適当にやると、ぜんぜん印刷できなくなる事もあるし
もう少しこの二つの説明がほしいと思います
もしかすると、前のアマゾン投稿の人も、ここら辺の設定ミスかもしれませんね~
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