3DCAD・3Dプリンター・3DCAMなら【SEIZONET】HOME  >  製造業における人工知能の活用事例 – キャノン

Pocket

更新日:2017.06.22

製造業における人工知能の活用事例 – キャノン

 セイゾウネットコラム

日本のデジタルカメラメーカーとして、世界でも多くのシェアを持つキヤノンですが、デジタルカメラ製造の完全自動化を目指し、大分県にある子会社工場内にAIを使ったロボットを用いた生産技術を開発する拠点を設け、そこで製造したロボットを順次製造ラインに投入していき、全体の20%のコスト減を見込んでいます。

ロボットによる単なる大量生産ということではなく、熟練工の技術をAIを使用してロボットに覚えさせ、技術の継承についても実現しようとしています。

また、併わせて、本社の設計部門との連携により、自動生産しやすい製品設計も推進することで、さらなる効率化を図ろうとしています。

一時期生産を海外に移すなどの流れもありましたが、完全自動化することで、人的コストも抑えることができ、高性能、高品質の製品を継続して国内で生産していくことが可能となっていく予定で、超少子高齢化時代となっていくことが予想される国内産業の下支えとなっていくものと思われます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

高機能なCAD「Fusion 360」が学べるセミナー

top_bnr_11top_bnr_12



AI入門セミナー